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子供の病気、成人では・・・

〜麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘〜

一般に子供の病気とされている麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘ですが、成人が罹患すると次のような問題が生じます。

麻疹

潜伏期間は10〜12日で、カタル症状、発疹、発熱がみられます。合併症のうち、二大死因は肺炎と脳炎で、その他には中耳炎、クループ症候群、心筋炎、中枢神経系合併症、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)(下記参照)があります。

成人での問題

入院した場合の医療費の面で比較すると、小児では医療費と間接費で平均30万円ですが、成人では治療費が約31万円、欠勤などによる社会的損失が約20万円であり、社会経済的損失が大きくなります。


風疹

潜伏期間は14〜21日で、3日ほどで消失する発疹と、微熱程度の発熱がみられます。また、発疹出現の数日前からリンパ節腫脹が始まり、3〜6週間持続します。不顕性感染率は約15%と考えられています。

成人での問題

免疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患すると、出生児に先天性風疹症候群(CRS)(下記参照)を引き起こすことがあります。風疹の流行年に一致して、CRSを危惧した人口流産例も多く見られました。


おたふくかぜ

潜伏期間は2〜3週間で、基本的には軽症と考えられています。唾液腺の腫脹・圧痛、嚥下痛、発熱を主症状として発症し、通常1〜2週間で軽快します。合併症としては無菌性髄膜炎が最も多く、頻度は低いですが、難聴や膵炎も重要な合併症です。

成人での問題

思春期以降の感染では、男性患者の約20〜30%に睾丸炎、女性患者の約7%に卵巣炎を合併します。


水痘

潜伏期間は10〜21日で、軽い発熱、倦怠感、発疹がみられます。発疹は掻痒感が強く、細菌性二次感染を起こさなければ瘢痕を残しません。免疫抑制状態などでは重症水痘が見られることがあります。

成人での問題

成人は重症化の傾向があり、約15%に肺炎を合併するといわれています。妊婦の罹患でも重症化の傾向があり、分娩前後に水痘を発病した場合、新生児は生後5〜10日頃に、水痘を発病、重症化し、約30%と高い死亡率です。

 

麻疹・風疹の重要な合併症


麻疹の合併症

亜急性硬化性全脳炎 (subacute sclerosing panencephalitis ; SSPE)

麻疹ウイルスに感染後、特に学童期に発症することのある中枢神経疾患です。知能障害、運動障害が徐々に進行し、発症から平均6〜9ヶ月で死の転帰をとる、進行性の予後不良疾患です。


風疹の合併症

先天性風疹症候群 (congenital rubella syndrome ; CRS)

風疹に対する免疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患すると、風疹ウイルスが胎児に感染し、出生児CRSと総称される障害を起こすことがあります、3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障です。これ以外には、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球などの症状を引き起こします。



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